メタボリックシンドロームと高血糖

メタボリックシンドロームの診断基準のひとつ高血糖。ここでは、高血糖について紹介します。

高血糖とは、インスリンの分泌量などが弱まると血液中の糖が増えすぎてしまいます。この様な状態のことを「高血糖」といいます。
そして、食後二時間の血糖値が約180mg/dl〜200mg/dl以上を示す状態のことを糖尿病といいます。

現在、成人男性、女性の6人に1人が糖尿病か、糖尿病の予備軍といわれています。糖尿病とその予備軍をあわせると、その数は約1620万人だといわれています。

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糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病とがあります。
1型糖尿病
小児期に起こることが多い糖尿病で すい臓からインスリンの分泌が少なくなり インスリン自体が絶対的に不足し 糖を代謝することができません。
その為、インスリン注射が必要になります。
この1型糖尿病は、インスリン注射以外に治療法がない状況です。


2型糖尿病
2型糖尿病は、生活習慣や遺伝的な原因が要因となる糖尿病です。 メタボリックシンドロームと関係がある糖尿病は、この2型糖尿病です。
この2型糖尿病は、インスリン自体は、分泌されてはいるのですが、インスリン自体の働きが悪いため、糖の代謝がうまくいかないのです。しかし、この2型糖尿病でも症状が進行するとインスリンの分泌量が減りインスリン注射をしなくては、いけません。


簡単にできる尿糖のチェック方法

糖尿病の診断は、尿からも簡単にチェックできます。
尿糖のチェックには、市販されている尿糖検査用試験紙を使用します。普通、血糖値が160mg/dl以上になると尿に糖が含まれます。検査方法は、紙コップに尿を入れ、そこに尿糖検査用試験紙の先端をつけます。そして、この尿糖検査用試験紙の色の変化で 尿糖の有無をチェックできます。これは、あくまでも目安ですので、糖尿病を扱っている専門の病院へ行くことをオススメします。
尿糖検査用試験紙は、ドラッグストアなどで販売しております。


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糖尿病をそのままにしておくと どうなるのか...


「糖尿病性腎症」 「糖尿病性神経障害」 「糖尿病性網膜症」は、糖尿病の三大合併症と呼ばれている症状です。これらの症状は、どれも細かい血管の障害となっているので「微小血管障害」とも呼ばれる場合があります。




糖尿病性腎症

高血糖状態が続くと腎臓の毛細血管が傷つき 腎臓の機能(ろ過)が低下してしまいます。この糖尿病性腎症の症状が悪化すると、腎不全を起こしてしまい人口透析が必要になります。

現在、人口透析の新規導入の原因の第1位は、糖尿病です。




糖尿病性神経障害

糖尿病が悪影響を与えるのは、中枢神経から枝分かれした末梢神経です。この末梢神経が糖尿病によって傷つき その結果、知覚神経や自律神経に影響してきます。




知覚神経障害 知覚神経障害になってしまうと 血流が悪くなり痛みや熱さなどに対して鈍感となります。 例えば ケガをしてもケガした本人は、まったく気づかない場合があります。その為、ケガが悪化して 手遅れになることもあります。




自律神経障害  自律神経は、体中のあらゆる内臓や血管に張り巡らせている神経で 本人の意思とは、無関係に身体の機能を維持する神経です。ですが、高血糖により、血流の流れが悪くなったり血管が傷ついたりして自律神経に栄養を送ることができなくなった場合、この自律神経本来の働きが悪くなってきます。この自律神経に障害がおこると様々な症状が出てきます。


発汗の異常

立ちくらみ

汗の異常

胃もたれ

便秘や下痢

排尿困難

インポテンス




糖尿病性網膜症

眼球の奥にある網膜の異常で 失明になる場合があります。糖尿病の方は、高血糖のため、網膜の血管などに傷害を与え網膜症に至ります。この糖尿病性網膜症は、糖尿病の発病から5年から10年くらいで起こるといわれています。